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牌効率 手牌考察
スピードを考えた牌効率
スピードを考えた牌効率②
期待値を考えた牌効率
安全牌
安全な可能性が高い牌
危険牌

手牌考察

・牌効率では自分の手牌を考察して、確率上の最適な手順を説明してきましたが、麻雀は4人でやるゲームです。
 したがって、自分だけが和了が出来る訳ではありません。
 自分の配牌が悪い時などは和了れない場合も多いです。
 その局は諦めて降りる、もしくは振り込みをしないように打つ事が重要になってきます。
 その様な時はどの様に打つ事が最適なのかを考察していきましょう。

安全牌

・安全牌とは他家にロンされない牌を指します。安牌(アンパイ)と呼ばれる事が多いです。
 他家が聴牌している時にロンされない安全牌を考えてみましょう。

 確実な安全牌は
 ・聴牌してる人が既に捨てている牌(現物牌)
 ・聴牌してる人が立直をかけている場合、立直後に捨てられた全ての牌
 ・聴牌してる人が牌を捨ててから自分のツモが回ってくるまでに他家が捨てた牌(非山越し)

 聴牌してる人がこれらで和了ってしまうとフリテンになる為、これらは完全に安全牌になります。
 万が一、これらで和了るとフリテンによるチョンボです。
 複数の聴牌者がいる時はおりるのも一苦労です。その様な時は非山越しが有効になります。
 自分の直前に捨てられた牌は他家に対して完全に安全牌となる為、振り込み回避の基本テクニックとされています。

安全な可能性が高い牌

・麻雀では安全の可能性が高いとされる牌も存在します。
 どの様な牌が安全である可能性が高いか考えていきましょう。
名称 メリット デメリット
スジ牌 現物牌につながる搭子の両面待ちはフリテンになるので、その牌の左右に2間飛ばした牌
(例)
聴牌してる人がを捨てた場合
聴牌してる人がとかで待っている可能性が
低いためは通りやすい。
同様に聴牌してる人がを捨ててる場合
は通りやすい。
・これは両面待ちである事が前提になる。
・これを逆用してスジ牌であえて待つスジ引っ掛けをされる場合がある。
(例)
なんらかの牌をツモってきて
聴牌した人がを持っている状態の場合
を捨てたが
が残ってが和了牌となる。
ノーチャンス牌 自分から見て同じ種類、同じ数の数牌が4枚出ている場合の予測
(例)
が4枚見えている場合
他家がの搭子で持っている事がありえないため
は通りやすい。
その時にも4枚見えていた場合(自分の手牌で持っている等)は
待ちもありえなくなる為、は100%通る牌になります。

同様になどが3枚見えている場合、ワンチャンス牌と呼びます。
・スジ牌と同様に両面待ちが前提になるため、他の待ち方の場合はロンされる可能性がある。
(例)
が4枚見えている場合でも
他家がなどで待っている可能性がある。
切れている字牌 字牌は順子にならないため、などが4枚見えている場合、国士無双以外和了る事が出来ないためにほぼ安全である。
同様に3枚みえている場合も比較的通りやすい。和了られたとしても単騎待ちとなるので、高い手になりにくい場合が多い。
・4枚見えていても、国士無双はありえる。
・3枚見えていても、あえて単騎待ちで狙われる事もある。

危険牌

・他家の和了牌の可能性がある牌を危険牌と呼びます。
 どの様な牌が危険牌になりやすいか、危険が多いかを考えていきましょう。
名称 概要
無スジ 通っていないスジ牌。
裏スジ ある牌の隣の牌スジ
(例)
の裏スジは
の裏スジは
例えば
がある場合
を切りが残り
の待ちがあるため。
またぎスジ ある牌をまたぐスジ牌
(例)
のまたぎスジは
例えば
とある場合
を切りが残り
の待ちがあるため
中盤以降に捨てたまたぎスジは危険と言われている。
疝気スジ 裏スジの裏スジ
(例)
の疝気スジは
例えば
序盤にを1枚ずつ持っていた場合
通常なら牌効率を考えを切る場合が多い。
残ったがくっつけばの裏スジが待ち牌になる。
しかし、残ったがくっついた場合が待ち牌になるため。
ドラスジ 文字通りドラを含むスジ
要はドラの受け入れを出来るだけ残したいため。
暗刻スジ 自分が暗刻で持っている牌のスジ。
自分が3枚以上の枚数を固めて持っている事で、他家が最後までそのスジを引くことが出来ず、そのスジが危険牌の可能性が高い。
実際には暗刻スジはそれほど信憑的ではないとされる場合も多い。
間4間 裏スジを共有しているスジ牌
(例)
が捨てられていた場合
どちらも裏スジは
例えば
を持っていた場合
が切り出されて、が残る。
そうなると、待ちになる。

 その他の危険牌として
包牌 をポンされている状態で切り
をポンされている状態で切り
捨て牌の状況では安全牌になるが、役満を聴牌している可能性、ルールによっては責任払いの可能性もある。
初牌 局が始まってから1枚も切れていない牌。
その他 捨て牌、副露の状況で予想
・特定の種類の牌が極端に捨てられていない、特定の種類の牌や字牌を副露している場合は混一色、清一色の可能性があり、特定の種類や字牌が危険になる。
・中張牌ばかり切られているが、?九牌が極端に捨てられていない場合は、混全帯?九、純全帯?九他、混老頭、清老頭、国士無双などの可能性があり、?九牌や?九牌絡みが危険になる。

 安全牌と危険牌を考えながら打つ事で麻雀ではかなりの差が付きます。
 スジ牌など最初は覚えにくいですが、気にして打つようにすると自然と危険牌が判別しやすくなります。少しずつ慣れていく事が上達の近道です。

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